公開講座

Extensional Lecture

講座紹介

保育・教育

講座番号
200-2

保育・教育特別セミナー2023
講義2 ①「ADHD傾向の子どもへの教育支援 ―多動な子、キレやすい子、整理整頓ができない子などの学校・幼稚園での支援―」/
②「医療からみた注意欠如・多動症の理解と支援 ―医療を受診する契機と受診を続ける意義―」

講師:
①服部 純一(星美学園短期大学 日伊総合研究所 客員研究員)
②北島 翼(獨協医科大学埼玉医療センター 子どものこころ診療センター)
講座日程
2023年7月29日(土)13:00~14:50 オンライン(ライブ配信)
受講料
3,500円
※保育・教育特別セミナー2023の講義1~3を同時申し込みの場合、講座番号は200、受講料は7,000円です。
定員
70名(先着順) ※定員に達し次第、締め切りと致します。
受付期間
5月8日(月)~6月26日(月)必着
備考
Zoomウェビナーを利用した、オンライン・ライブ配信型講座です。「オンライン受講のご案内」をご確認の上、お申し込みください。
講義2・3について、後日の録画配信の予定はございません。

講座内容

解説① 13:00~13:50「ADHD傾向の子どもへの教育支援」
2022年に発表された文部科学省による「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査」では、発達障がいの可能性のある児童生徒は、全体で8.8%、小学生では10.4%にのぼると報道されました。実際に多動で授業中に落ち着かない、些細なことでキレやすく暴力的になりがち、整理整頓ができない等、教員や保育者にとっては指導上どうしたらよいか迷うようなケースも多く見られます。本講義では、通常学級でのADHD傾向の子どもの示す特徴的な行動の理解と支援について、効果的だった学校や保育園・幼稚園での実践例を紹介しながら、医療や福祉機関との連携や保護者支援も考えます。

解説② 14:00~14:50「医療からみた注意欠如・多動症の理解と支援」
子ども達が私たちの外来を受診するまでには、様々な文脈があります。最初に外来で出会ってから、「どのように理解していくことが、今困っている状況を少しでも変化させるか」を本人・家族と見立て、診断を行うことが医療的支援の第一歩です。中にはADHDの特性として本人・周囲が理解することが助けになる子ども達も多くいます。このような子ども達に医療ではどのような支援ができるか紹介したいと思います。

講師プロフィール

①服部 純一(はっとり じゅんいち)
埼玉県内の教育相談、特別支援学級(自閉症・情緒障がい)、特別支援学校の教員、教育行政、小学校の教頭・校長を歴任。1981-82年にE.ショプラー博士のTEACCHで自閉症・発達障がいへの治療教育を学ぶ。自閉児・発達障害児教育診断検査(PEP)日本版(川島書店)、個別の指導計画の開発、通常学級での授業のユニバーサルデザイン化の研究、発達障がい児の理解と支援に関する連携体制の研究を行ってきた。現在、全国特別支援学級設置学校長協会参与。星美学園短期大学 日伊総合研究所 客員研究員。
②北島 翼(きたじま たすく)
長崎県内の五島列島で小児科医として勤務し、地域のニーズに対応するため発達支援や心身症の診療を開始した。その後、東京都立小児総合医療センター心療内科を経て2018年度から獨協医科大学埼玉医療センター子どものこころ診療センターにて勤務。子どものこころ専門医・指導医。小児心身医学会認定医。主な専門分野は児童思春期の心身症、神経発達症、摂食障がい。

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